5歳くらいの小さなお子さんの中には、
お母さんのお腹の中に居た時のことを覚えている
ことも珍しくは無いそうです。
これまでの周産期医療では、おなかの中の赤ちゃんや
生れたばかりの赤ちゃんには記憶がないとされていました。
しかし、胎内記憶の研究が進む中で
多くの子供たちがお腹の中の記憶や生まれる前の記憶を覚えていること、
そこには幾つかの共通点がある事が分かってきているそうです。
お腹の中で赤ちゃんが感じていること
また、胎内記憶に関する研究結果から
お腹の中で感じたことがその後の人生にも影響を及ぼす
と指摘されるようになってきました。
人間は受精8週目には触覚があり、
6か月頃には聴覚や思考能力があると言われています。
ですから、赤ちゃんはお腹の中にいる時から既に感覚的に
ママの状態をダイレクトに感じていることになります。
お腹の中の赤ちゃんに話しかけると
妊娠6カ月目から聴力も思考機能も出来上がります。
お腹の中の赤ちゃんは外から聞こえてくる音が聞こえ
パパとママの声の違いも分かると言われています。
パパがお腹の中の赤ちゃんに積極的に話掛けていると、
赤ちゃんは生まれてパパの声に笑顔で反応した例もあるそうです。
胎内は外の世界を察知している
この様に、私たちの人生は受精から既に始まっている
と言っても過言ではありません。
胎児や新生児にも思考能力がありますので、
聞こえてくる情報やママの状態の良し悪しから
外の世界はどうゆうものなのかを察知しています。
もし、外の世界が幸せそうでないと思うと
生まれる決断に迷うこともあるかもしれません。