あなたはいつも同じ問題や悩みを繰り返していませんか。
どうして同じ問題が起るのでしょうか。
これは、あなたの思考パターンの傾向が関係しているかもしれません。
例えば、人からの頼まれごとをされると、本心では引き受けたくないと思いつつも引き受けてしまい、
その度にモヤモヤとした感情が湧いて来ると言う人がいるとします。
その人は、性格的には優しくて親分肌と言えるかもしれません。
しかし、思考パターンという観点でみると、頼まれたら引き受けるという発想の持ち主であると言えます。
では、どうしてこの様な発想が起こるのでしょうか。
それは、育った環境が影響しているのかもしれません。
例えば、子供の頃に親や学校の先生などの周りの大人から「人から頼まれたことは断ってはいけない」という刷り込みが有った場合は、
「頼まれたら引き受ける」という自分の中の方程式があるケーズは非常に多いです。
ところで、人の思考パターンはどの様に形成されるのでしょうか。
幼少期の環境が考え方の基礎を作ると言われていますが、子どもにとっての生活基盤は家庭が主流となります。
両親との関係や兄弟との関係性の中で思考パターンの基礎が形成されることが多いです。
あなたは、次のようなことを親に言われたことはありませんか。
親の言うことに従いなさい。
人には親切にしなさい。
人からの誘いを断ってはいけない。
こんな言葉を刷り込まれて育った子どもは、人には親切にしないといけない、誘いを断ることはいけない、
親や目上の人に従わなければいけない、と言った思考パターンが形成されます。
また、幼少期に身につけた性格も思考バターンに影響しています。
あなたは、子供のころ家庭の中でどんな性格だったでしょうか。
ここでいう性格は、生まれた持つ本来の性質(本質)とは異なります。
育ちの環境に適応するために創り出された人格のタイプのことです。
親はどんなタイプだったのか、兄弟姉妹はどんなタイプで、その中であなたはどんなタイプだったのでしょうか。
私たちは、周りの状況に応じて自分のタイプを一時的に変えることが可能です。
皆さんの中にも、必要に応じて違う自分を演じることが得意な方もいらっしゃると思います。
しかし、それが日常的に行うとパターン化して、初めは演じていただけだったのが次第にそのタイプに人格形成されます。
親のコントロールが強くて、兄弟の中で一番上だから見本になるように育てられると、
親にとって良い子を演じるのが当たり前になり、人の言いなりみたいなタイプになります。
大人になっても、親を連想する様な人が現れると良い子を演じるパターンが出現するのです。
では、思考やタイプといつも同じ問題を繰り返す関係性を先ほどの例で説明したいと思います。
人からの頼みごとを、本心では引き受けたくないと思いつつも引き受けてしまうパターンに良くあるケースは、
親がいつも忙しくしていて、いつも年の離れた弟や妹の面倒をみることで親から頼りにされて育ち、
人の面倒を見ることが自分の役割のようになり、いつの間にかそれが習慣となったことが考えられます。
この様に、しっかり者で面倒見の良いタイプの人は甘えん坊タイプの人から頼まれると、
面倒をみることで自分の役割を果たすことが出来るというパターンが成立しやすくなります。
このような仕組みで、人からの頼まれごとをされると、本心では引き受けたくないと思いつつも引き受けてしまい、
その度にモヤモヤとした感情が湧いて来ると言う問題が繰り返し起こることになります。
あなたには、どんな問題が繰り返し起きますか。
問題が起きるには必ず原因があります。
その原因が、幼少期のに言われていたことや家庭環境から身につけた思考パターンにあるのかもしれません。
しかし、大丈夫です。
原因を見つけることが出来れば、それを改善することで繰り返し起きる問題から離れることが可能です。
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