私たちは一日に約6万回も何かを考えていると言われています。
その内容は殆どが同じことであるそうです。
もし、その考えがネガティブなことであれば、
頭の中はどうなってしまうのでしょう。
………
きっとネガティブで真っ暗です。
そういった意味から、
ネガティブな問題は出来るだけ放置しない方が良いと言えます。
頭の中でグルグル思考し続ける思考の多くが
心配事
というケーワードがあります。
今回は心配事の対処法について書いてみたいと思います。
心配事には二つの種類が有る。
心配事は二つに分類ができます。
一つは、
今すぐ解決しないと問題が悪化する。
もう一つは、
今すぐ状況が変わらないまたは、
直ぐに解決することが出来ない。
つまり、
緊急性が有るか否か
と言うことです。
例えば、
体が痛いので病気では無いか心配だ。
仕事の事が心配で夜も眠れない。
この様に、
体に何らかの症状が出ている場合は、
早急に対応する必要があります。
一方で、
外出すると病気になるか心配だ。
将来が不安で心配が絶えない。
この様な、
考えても状況が変わらないことは、
直ぐに対応する必要が有りません。
むしろ、
心配しても何も状況は変わらない、
そのことを理解する必要があります。
心配は膨れ上がるしくみ
心配事の多くは、
心配しても問題は解決しません。
それどころか、
心配という感情には、
心配すればするほど、
そのことが頭から離れなくなり、
心配がどんどん増幅して
頭の中で膨れ上がるという
特徴が有ります。
心配は心配が共鳴して
やがては強迫観念に陥る
そんな連鎖があります。
心配事は放置しない
冒頭にも書きましたが、
人は一日に同じことを
何回も考えています。
その数は6万回ですね。
心配事があると
心配事で頭が一杯になる。
だから、
直ぐに対応しなくてもよい
心配事でも、
心配する行為は放置せずに、
直ぐに対応すべきです。
心配事が有る時の対処方法
心配事が頭から離れなくなったらどうしたらよいのでしょうか。
ステップ1
その心配事は緊急性が有るか無いかの二つに分ける。
スペップ2
直ぐに対応しべき問題は、
一人で悩まないで誰かに相談する。
●病気が心配であれば病院に行く
●内容によっては専門家に相談する
●身近で信頼のおける人に相談する
スペップ3
直ぐに状況が変わらない場合は、
一旦、その問題は心配しても状況は変わらないと理解する。
ステップ4
心配事の内容を具体的に書き出して整理する。
※感情や思考で考えるのではなく、事実をそのまま書き出すこと
ステップ5
一日一回はリラックスする時間をとり思考を休める
スペップ6
それでも心配事が頭から離れない場合も一人で悩まないで
●専門家に相談する
●程度によっては病院に行く
※相談相手の注意点は、
「心配だね」「気持ちわかるよ」など
心配事に同調してくれる
優しい友人に相談することは
あまりお勧めしません。
なぜならば、
心配は共鳴すると増幅するので、
「それは心配ですね」
など同調されると、
やっぱり心配だと、
ますます、心配が増えることも
考えられるからです。
心配事は時が来れば自然に解決します
最後に、心配とごとの多くは
心配する必要がない。
と言うことをお伝えしたいと思います。
心配する行為は
私たちが、危険から身を守るために必要な感情です。
だから
何かに心配や不安になることは、
健康な証拠です。
そして、心配事は
時が解決する場合も多いです。
だから、
心配事しているあなたは
正常だということ。
今は心配しても仕方がない。
大事なことは、
心配に縛られて
精神が解放されないことです。
スピリチュアルでは
魂は自由が好きだと言われます。
わたしたちも、
自分の心をいつも開放して
自由でいられることで
日々が楽しく過ごせます。
心配するのは健全ですが、
不要な心配は不健全です。
そんな風に気楽に考えてみては
如何でしょうか。