仕事でも趣味でも何でも出来る人って凄いなっと思います。
しかし、本当にそうなのでしょうか。
わたしの周りにも仕事でも高い地位にいて、
趣味でも高い評価を受けている人がいます。
そうした方たちと話をしていると、
以外にも出来ているはずの仕事や趣味で、
ストレスを感じていることも多いのです。
出来ているのに何がストレスなのか。
それは、他の出来ない人を見てストレスに感じる。
その方にとっては、当たり前に出来ることでも、
それが出来ない人もいるとは思えないからです。
仕事でも趣味でも評価を得るには、
その人の努力も要りますが、
ある程度はそれに対するセンスも必要だと思います。
自分を物差しにして、他の人を測ると差が生じます。
そうすると、その差を埋めようとする心理が働きます。
それがストレスのもとになります。
会社でも友達でも家庭でも、
出来る人が出来ない人にイライラして、
怒っているのを時折見かけます。
怒られる側にもストレスとなりますが、
実は起こる側のストレスの方が大きいのです。
自分は1mの物差しを持っているとしても、
相手は30cmの物差ししか持っていないこともあります。
そうすると、50cmの物を計測するのに、
自分は1回で測れますが、
相手は2回掛かります。
出来ない人に対して、
少し優しい気持ちを持てば、
ストレスが無くなることも有ります。
別の見方をすると、
10cmの物を測るのには、
自分の1mより相手の30cmの方が効率が良い、
という見方も出来ます。
自分の尺度だけで物事を見ると、
自分の良い物がストレスの原因になることもあります。
全ての人はユニークであるというのは宇宙の法則でもあります。
他人の個性を尊重して優しい気持ちで接することで、
そこから良い人間関係が生まれます。
会社の部下や趣味の仲間、自分の子供などは、
あなたには出来る事でも出来ないことがあります。
あなたには出来ない事でも出来ることもあります。
それは、センスの問題かもしれませんね。
自分のセンスを生かして輝いても、
そこにストレスを溜めるのは勿体ないです。
少しだけ、
人に優しく接してみましょう。
それが、
自分を優しくすることにも繋がります。