心理カウンセリングやライフコーチと占いの最大の違いは何だと思いますか。
私は、ライフコーチであり、同時に占い師でもあります。
この二つの大きな違いは、クライアントの情報がどこから来るのかです。
ライフコーチではクライアントの情報はクライアントからしか分かりません。
占いは生年月日などの情報からクライアントを知ることが出来ます。
ライフコーチでは先ずは質問などからある程度の情報を聞き、
見た目の様子や話し方などからその人の人となりを把握します。
特に起きた出来事の詳細などは、語ってもらって初めて分かります。
一方、生年月日で占う場合は、生年月日とか生まれた時間の情報で
ある程度、その人のが経験したことの様子が分かることもあります。
人の経験は記憶の中に保存されていますので、
保存の状態しだいでは、記憶から忘れていることも良くあります。
特に子供の時の記憶はよく覚えていない場合もあるかと思います。
ですから、忘れた記憶は語ることも出来ないし、伝えられない情報にすぎません。
占いですと、ある程度の様子からこんな子供時代を過ごしたのではないか、
お母さんはこんな感じでお父さんはこんな感じの人でしたか。
予測することが可能です。
占いの特徴でもありますが、
この子供の時の経験って人生で大きな影響を及ぼすんですね。
だから、心理カウンセリングやライフコーチでも重要な情報なのです。
でも、忘れていると語れないので、予測して仮説を立てる場合もあります。
占いの結果でも、ライフコーチの仮説でも、
クライアントが思い出さない事には、始まりませんし、
クライアントも興味が無い問題には関心が無いのでスルーして終わることがあります。
もし、ライフコーチの仮説と占いの結果が近かったらどうなりますか。
ちょっと確かめるために記憶を思い出してみたいと思うかもしれませんね。
ライフコーチのクライアントさんの中で、デイサービスの介護の仕事をされている方で
幼少期の記憶があまりない方がいました。
けれども、きっと大変寂しい経験をされたのだろうと感じていました。
子供のころ、何か寂しい経験はされていますかと聞いても
無いですとのことでした。
その方は、占いも受けて頂いたので、生年月日からの情報で鑑定すると、
子供のころは、おじいちゃんやおばあちゃんとの関係性が強く出ていました。
そのことをお伝えすると、そうですとおっしゃいました。
両親が共働きで昼間はいつも祖父母一緒に居てくれたそうです。
しかし、小さいときにご両親が離婚されて、それ以来その祖父母とは
一度も会っていないとのことでした。
だから、わたしはおばあちゃん、おじいちゃんが好きなのかもしれませんね。
今の仕事が楽しいのも、そのような経験があったからかもしれないですね。
っとおっしゃりました。
こんな様にいろいろな側面から同じ様なことを伝えられると、
人って気づき始めるんですね。
ライフコーチも占いも特徴が違うのでどちらが良いかではありません。
その特徴を上手く使い分けて、セッションを効果的に出来たらいいと思います。