子どもは親が思っている以上に
親の表情を見ています。
そして、
親の表情から気持ちを察知して
自分の行動を決めるています。
たとえ、
言葉を口に出さなくても、
または、
言葉では違う事を言っていても
子どもは、親の表情から
気持ちを察知しているのです。
その理由は、
大きく2つに分けられます。
1つが、
親に怒られたくないから。
もう一つが、
親に褒められたいからです。
どういうことか説明すると、
子どもに限らず大人も含めて
人の行動を促すのは、
痛みを避けるか喜びを求めるか、
そのどちらかだと言われています。
ですので、
怒られる痛みを避けるか、
褒められる喜びを得るための
行動を選ぶのです。
子どもにとっての親というのは、
一緒に居ないと生きていけない
絶対なる存在であります。
そして、
子どもは無意識にそのことを
知っているので、
親がどう思っているのかは、
子どもにとっては大切なことなのです。
つまり、
子どもには分からない。
そう思っているのは親だけで、
子どもたちは親が思う以上に、
色んな事を理解することが出来ます。
かつて私たちも子供だった頃、
親の気持ちや言っている事の
色々な事が分かっていたはずです。
親が口にする言葉の意味、
親の態度や表情の意味、
親が見せる表と裏の顔、
そんな、
自分が子供だった頃を思い返して、
子どもは何でも理解している。
そう思って子供と接する。
その方が、
子どもにとっては嬉しいのではないでしょうか。
そう私は考えています。